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“Pre Oral Physician Seminar 仙台” を終えて

4月24日、第1回プレOP仙台がデンツプライシロナ仙台支店を会場に開催された。当日は募集定員30名を超える37名の参加者があり、メイン会場とサテライト会場を中継で繋ぎながらの開催となった。

セミナーはコーディネーターの斎藤先生からのオープニングに続き、私(柴田)、小玉、長谷川、早乙女の各講師から、めざすべき歯科医療の形、それを具現化するための手段であるMTMとそのエビデンスについて、またそれを機能させるための医院システムの構築についてそれぞれの講師の切り口でお話がありました。そのような中参加者が目を輝かせながら熱心にメモをとる姿が印象的でした。

また、ある歯科関係者の一人から「目頭が熱くなりました」との嬉しいお声もいただきました。参加者からは次々と質問が寄せられ、熱意も感じ取ることができました。本講演が若い歯科医療者の未来を拓く第一歩になることを祈念したいと思います。

最後に会場の提供を含め絶大なるご支援をいただきましたデンツプライシロナ社様に深く感謝申し上げたいと思います。また、ご協力いただきました富士通様、メディア様にも感謝申し上げます。

JOF理事・東日本担当 柴田貞彦

何を守り、何をかえるべきか

社会の変化に対応できるか

おかしいことはおかしい!

流されてはならない

そこに課題があるのなら

講演内容

-未来を拓く- 今なぜオーラルフィジシャンなのか?
(秋田県雄勝郡開業 柴田歯科医院 柴田貞彦)

参加者の皆さんの未来を拓く講演を!

決めた理念に対してブレない心をもつ!

予防歯科は私たち歯科医療者も幸せにしてくれる医療

次々に繰り出される質問に熱意をもって答える

メディカルトリートメントモデルについて
(秋田県男鹿市開業 わかみ歯科クリニック 小玉尚伸)

The Death Spiral

MTMの流れ

どちらの未来を選択

オーラルフィジシャンとは

エビデンスから考える、予防歯科のあり方 ~メディカルトリートメントモデルの情熱と根拠~
(栃木県宇都宮市開業 長谷川みらい歯科・矯正歯科 長谷川雄一)

午後の眠たくなる時間に眠たくなるエビデンスの話に挑戦。
眠気を覚ます内容になるよう、動画も駆使した。
MTMの根拠を論文を通して解説していく

Axelsson先生の1978年と2002年の論文を解説。
実は1978年の論文の方が内容が濃いです

熊谷先生から教えて頂いた大切な事を、エビデンスを通して伝えられるよう工夫した

質疑応答ではとても良い質問が飛び交い、講師の皆さんの回答に私自身も学びになった

オーラルフィジシャン診療室、その活動と運営そして発展へ
(栃木県栃木市開業 早乙女歯科医院 早乙女雅彦)

健康な人々を健康に維持することが医療の最大の目的

メインテナンス中の喪失歯数
医院の成長のためにもアウトカムデータは必要

メインテナンスを求めて来院する患者は増えている

JOFの活動について紹介

フォトギャラリー

“Pre Oral Physician Seminar 宇都宮” 開催に向けて

2022年4月24日(日)、仙台市で行われたプレオーラルフィジシャンセミナーでは約40名の参加者がどのパートにおいても真剣な眼差しで受講されていました。講演後の質疑においてはリスク検査の時期や、患者教育の方法について等メディカルトリートメントモデルの本質に迫るような多くの質問が寄せられました。また医院見学への要望もあり、若い歯科医師や歯科衛生士の皆さんの予防歯科への関心の大きさを感じることができました。

次回の東日本プレオーラルフィジシャンセミナーは本年9月4日(日)宇都宮市にて開催予定です。次回のセミナーにおいても若い歯科医師、歯科衛生士の皆さんに私達の行っている歯科医療の価値を知っていただけるよう熱いメッセージを送ることのできるセミナーにしたいと思います。多くの皆様の参加を期待しております。

JOF理事・東日本担当 早乙女雅彦