2022年9月4日(日)開催


場所

開催日時

  • 2022年9月4日(日)
  • 開場9:30、開始10:00~16:30

定員

  • 40名

参加費用(昼食込み)

  • 歯科医師: 10,000円/税込
  • 学生:3,000円/税込
  • その他:3,000円/税込
  • 参加費用は事前にお振り込みください。
  • お振り込み先
    三菱UFJ銀行
    春日町支店 店番062
    普通 1110054
    一般社団法人 日本オーラル・フィジシャン・フォーラム
    ・お振り込み手数料はご負担いただくようお願いします
    ・応募は入金をもって確定とさせていただきます
    ・ご入金いただきその後キャンセルになった場合は、いかなる理由でも返金は致しかねますのであらかじめご了承ください。

参加資格

  • 歯科医師・歯科衛生士・歯科技工士
  • 歯科関連学生

お申し込みフォーム

※フォームへの1回の入力につき、1名様のお申し込みとなります。複数人数でお申し込みの方は、フォームへの入力を複数回お願いします。



式次第

『-未来を拓く- 今なぜオーラルフィジシャンなのか?』(60分)
『誰のための医療か ~THE CHANGE~』(60分)
『エビデンスから考える、予防歯科のあり方 ~メディカルトリートメントモデルの情熱と根拠~』(60分)
『オーラルフィジシャン診療室、その活動と運営そして発展へ』(60分)

講師からのメッセージ

-未来を拓く- 今なぜオーラルフィジシャンなのか?

皆さんは歯科医療者として豊かな将来像を見出せているでしょうか?
歯科医療の将来像を考える上で、日本歯科医師会が行った歯科医療に関する生活者調査によれば歯科医師への要望では「自分の歯をできるだけ残すこと」が「治療技術が高い」を上回り1位でした。また厚労省による歯科口腔保健の推進に関する基本事項の中で「歯科疾患の予防」が明記されています。これらのことを踏まえると今まさに予防中心の診療が求められていると考えられます。

しかし一方で、医院に予防歯科を導入しようとしても定着が難しいとの声も耳にします。ではどうしたらいいのでしょうか?それを解決する第一歩がオーラルフィジシャン(以下OP)と呼ばれる歯科医師の存在を知ることです。私もOPとして予防中心の診療室づくりを行ってきました。その結果予防がしっかりと定着し、現在予防メインテナンスのために通院する患者数は2600人あまりになりました。数だけでなくアウトカムデータからも歯を守ることに貢献できていると感じています。

予防歯科のレジェンドであるロバートバークレーに触れた書の中で<予防歯科は患者だけでなく歯科医師や歯科衛生士にも幸せをもたらす医療>と述べられています。私は予防中心の診療を実践する中でこのことを実感するようになりました。ぜひ皆さんにOPの存在を知ってもらい、明るい未来の扉を拓いてもらいたいと思います。 参加をお待ちしております。




誰のための医療か ~THE CHANGE~

唐突ですが私の夢は、高校野球部の監督になり甲子園を目指す事です。できれば弱小チームで。

現実には、小学生の頃、校庭で友達と野球遊びをしただけの私が高校野球の監督になれる事はほぼありませんが、夢は夢としてもっています。
そしてこんな想像をしています。
合宿中、真夜中に部員の1人を起こし「君達の目標は?」と聞く。部員は「甲子園に行く事です!」と答える。違う部員に同じ質問をしても全員が「甲子園に行く事です」と答える。

一方1人でも「女の子にモテたいから」とか、「自分の身体のためです」や「別に、、、」と言った部員がいるチームはどうでしょうか。
どちらのチームが甲子園に行けるか一目瞭然です。
高校の野球部に入部すると言う事は、当然甲子園を目指すが当たり前に思いますが、弱小チームであれば先程のような違う理由をもった部員もいる可能性はあります。

そんな部員がどこかで意識がCHANGEして、チーム全員が同じ目標を持つことができて結果甲子園行きを達成する。その為には監督の意識も自分の欲や見栄ばかりを気にせず、本気で部員と向き合う必要があります。

この野球部と診療室の話はリンクしていると感じるのは私だけでしょうか?!
歯科医師、歯科衛生士、受付
全てのスタッフがkeep28を目指す診療室、それがオーラルフィジシャン医院です。

シンプルですが、その道のりは決して平坦ではありません。
その一端をお話しできたらと思います。
私は大谷翔平より、イガグリ頭の目が輝いている高校球児に会いたいです!
宜しくお願い致します。




エビデンスから考える、予防歯科のあり方
~メディカルトリートメントモデルの情熱と根拠~

医療のあるべき姿は、疾患を無くす事である。
私はメディカルトリートメントモデルを知ったその日から、そのように考えるようになり、その考えは今でも変わらない。
卒後5年目で熊谷崇先生のセミナーに参加した事は、私自身の歯科医師人生を大きく変えた。
真の患者利益とは何か?歯科医療の本質とは何か?
歯科医師のライセンスを持つ者として深く考えさせられ、まさにパラダイムシフトが起きた。

「歯科医師は、歯科医療及び保健指導を掌ることにより、公衆衛生の向上及び増進に寄与し、もって国民の健康な生活を確保するものとする。」
歯科医師法第1条である。
これを見てくださっている先生方に是非考えてほしい。
今の診療環境、そして自分が今目指している歯科医師像、もしくは歯科医院像で、国民の健康な生活を長期的に確保できるだろうか??

私は科学的根拠に基づいた予防医療を提供することで、それを達成できると考えている。
しかしながらこの診療を続けるには様々な障壁が待ち受けているのも事実であり、その障壁を乗り越えるには強い情熱と行動力が欠かせない。
本講演では、予防歯科を科学的根拠に則り解説する。どのように医院に落とし込み、実践しているかを含めて、私自身の情熱と共にお届けし、参加された方々の情熱に火を灯したいと考えている。




オーラルフィジシャン診療室、その活動と運営そして発展へ

大学卒業後、より医療らしい歯科医療ができるのではないかとの考えから口腔外科での研修を選択しましたが、歯科医師としての倫理観と常に最善を尽くすということは徹底して叩き込まれたように思います。それは開業後、治療の主体が外科治療から修復治療に変わっても同じであると考えて診療を行っていました。

しかし来院される患者さんの治療後の惨憺たる状況を見るにつけ日本の歯科医療の在り方に疑問を抱き始めました。また、自身の治療技術の向上にも努めましたが、最良の治療を行ったつもりでも数年たつと再治療を繰り返す患者さんがいることを体験し歯科医療への限界も感じ始めました。そのような時期にオーラルフィジシャン育成セミナーを受講させていただき、それまで描いていた歯科医療とは異なる本来の歯科医療の在り方を教えていただきました。それからオーラルフィジシャンへの大きな転換が始まりました。

メディカルトリートメントモデルは標準的な診療手順であり、全ての歯科診療の基準となるべき診療スタイルであると思います。口腔の健康を維持するために質の高いメディカルトリートメントモデルをより多くの人々に提供したいと考えるようになりました。そのためには医院の全てのスタッフによる、さらには患者さんも含めたチーム医療を行うことが必要であり、医院のシステムを整備し強いチーム・組織を構築する取り組みを行って来ました。いまだに試行錯誤の繰り返しですが、少しずつ成長できているとともに患者さんや社会にこの医療が共感されつつあることも実感しています。 セミナーではオーラルフィジシャン医院としての活動や運営についてそれによる医院の成長についてお伝えできればと思います。




究極の歯科医療 “Keep28”

これまで歯科医療は、8020を目標にしてきました。これからはKeep28です。Keep28とは、齲蝕や歯周病のない歯列とかみ合わせを「生涯を通して守り抜く」ことです。keep28は究極の歯科医療であると思います。これまでの「削ったり、詰めたり」を繰り返す歯科医療でKeep28を達成することは難しく、しっかりとした医療哲学と自身のパラダイムシフトが必要です。

Keep28は、齲蝕や歯周病のリスクを低く保つというシンプルなスキームではあるのですが、その実践には「標準的な予防歯科医療」を患者さんのために生涯に渡って提供できる「Oral Physician歯科医院」が不可欠なのです、Oral PhysicianはMedical Treatment Modelに則り、患者さんごとのリスク評価に基づいた予防プロセスを愚直に行っており、その成果を着実に挙げています。Keep28という目標に向かってブレることのない姿勢で、力強く実践していくことのすばらしさを皆さんと共有したいと思います。

 

 



第1回 東日本-Pre OP Seminar- 仙台開催の様子